東京・魚がし日本一 | 流通ジャーナリスト金子哲雄の食いだおれ日記

東京・魚がし日本一

魚河岸 ミシュランガイドの東京版が発売されるなど、美食ブームが続いているようですが、物価高の今、やはり値段の高い高級店はちょっと気後れします。まあ、物価高でなくても高級店に立寄ることはないのですが(笑)。物価高の影に隠れていますが、実は円高傾向にあるため輸入品に関しては多少、仕入れ値を下げることができるようです。幸か不幸か、わが国の食料自給率は40%台で、輸入に依存していますから、円高は+に働くはずです。もちろん、原油代が上昇しているのでプラスマイナス0か、多少の値上ですむはずです。ところが、庶民の味方である居酒屋(丸の内地区)でさえも、売価を2倍に値上、2倍ですよ!これは便乗値上げではないでしょうか?さて、物価高であっても、ミシュランガイドが売れていても、やっぱり自分は財布のことを気にすることなく食べられる飲食店が大好きです!なかでも、ちょっと小腹が空いた時に立寄るのが、立ち喰い寿司のお店、本格江戸前寿司”魚がし日本一”です。回転寿司と異なり、コンベアーの上をくるくるネタをのせた皿が回るのではなく、お客が注文した後、ちゃんと職人さんが握ってくれます。2個で150円からの値段はリーズナブル、大食いの自分でも2000円もあればお腹いっぱいになります。ネタがある時、必ず注文するのが焼きゲソです。イカのゲソの上にマヨネーズをのせ、表面をあぶったものです。生のネタも軽く炙るだけで香ばしくなり、うまみが増します。これで150円ですから、リーズナブルです。他にも炙りサーモン、炙りえんがわ、穴子、アジも、コストパフォーマンスが高く責任推奨できるネタです。立ち喰いですから、お客の回転率も高いため、座って食べる寿司店よりも、よいネタを安く食べられます。物価高の今、スタンディング方式で値上することなく提供できる店、そんな店こそが消費者にとっての五つ星ではないでしょうか。


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・立ち喰い寿司のお店、本格江戸前寿司”魚がし日本一”


・東京都千代田区麹町3-5-16 麹町駅 文藝春秋そば


・電話03-3288-0877


・営業時間 平日11:00~22:30 土・日・祝 11:00~21:00